北新地競馬交友録

『さくら(独唱)』by 森山直太朗

ぼくらはきっと待ってる
君とまた会える日々を
桜並木のみちの上で
手を振り叫ぶよ

どんなに苦しい時も
君は笑っているから
くじけそうになりかけても
頑張れる気がしたよ
かすみゆく景色の中に
あの日の歌が聞こえる

さくら さくら 今咲きほこる
刹那に散るゆくさだめと知って
さらば友よ 旅立ちのとき
変わらないその想いを 今

日本人の1番好きな花、それは桜である。
満開にさきほこるのは正味一週間。
その切なさが日本民族の心情を激しく揺さぶる。
『秋華賞』『菊花賞』『天皇賞』とG1を3タテのマスター。
一週間しか盛りがない桜よりは、少しは持ったが……….。

福島6R。
まさかの1着ー3着、2着ー3着。
『雄太貯金』から5万円投入するも、払い戻しは「ゼロ〜」
「日本テレビのNEWS番組じゃねえんだ!」と怒ってみても後の祭りだ。
「だから複勝にしましょうと云ったのに……..」と競馬友達のK君。
「マスターさん、3連複なら一点で取れてました」と○原さん。

2人からの非難GOGO!レッツGOを、大人しく聞いていたマスターだが堪忍袋が破裂した。
「うるせ!俺も自前でこんだけ買ってんだ!」
ポケットから単勝馬券を取り出して、○原さんの顔めがけて投げつけた。
本人のたっての願いで、金額の公表は避けるが………悲惨である。

「馬鹿馬鹿しくてやってられねよ。エリザベスまでは一銭も買わねえから、サテンで頭冷やしてくる」
得意のエスケープである。
マスターが神戸元町ウインズに戻ったのは、『エリザベス女王杯』に出走する馬が、パドックをクルクル周りだした頃。
「ラキシスの馬体重はブラマイ0か。何とか体重を維持したな。これ以上減ってたら、また、また悩むところよ。ムーアに託す」

「ラキシスは馬群の中!伸びない!」
勝ったのは蛯名Jのマリアライト。
2着は意地で岩田Jがヌーヴォレコルトを持って来た。
頼みのムーアJと云えば、クィーンズリングとガッチンコで万事休すとは泣くしかない。
「なんでえ!なんでえ!いくら蟹が解禁になったからって、エビまで来る事はねえじゃねえか。マジカル頭来たぜ」
「マスターさん、伊勢海老も解禁になったんですよ」
「○原さん!俺に喧嘩売ってのか 怒」

ニャンと!マスター、土日で当たりがゼロ。
一回も払い戻しがないのだから被害甚大だ。
公表を憚られるぐらいの損で、この一ヶ月コツコツ積み重ねた勝ち分は全て消えた。
桜は散り際が美しいが、マスターの散り際はある意味見事だが、決して美しいとは云えないのだ(≧∇≦)

後がないよ!マスター。

皆様、お付き合いありがとうございました。
今週は難解中の難解『マイルチャンピオンS』
一応、マスター懲りずに予想を明日ご披露するとか。
宜しくお願い申し上げます。