北新地競馬交友録

雨降り止まず

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』が、いよいよ佳境に突入。
先週はサラリとながら、『西南の役』での西郷隆盛の死に触れていた。
ある歴史家によれば、「維新の偉業は西郷の死によって完結した」と述べているぐらいの大事件。
その『西南の役』最大の激戦地が『田原坂』だ。

雨は降る降る田原坂

人馬は濡れる

越すに越されぬ田原坂

当時の兵站を担ったのはお馬さん。
そのお馬さんも雨でぬかるんだ泥に脚を取られて難儀したんだとか。
雨が降ると大変なのは競馬も同じである。

「マスター、かなりヤバイですね」
「何が?」
「ダートの馬場状態ですよ。水が浮いて田圃状態。8Rはウエスタンレベッカとヒデノインペリアルの行った行った。9Rも三浦Jパワーポケットがおいで、おいでの大楽勝ですから。前が全然止まりません。メイン『みやこS』のローマンレジェンドは危険ですよ」
「うん(~_~;)云えてる」

「9歳馬のエイシンモアオバーがシャカリキに飛ばしたら、モンドクラッセは控えるでしょうが、実質ハナみたいなもんです。それに前々のクリノスターオーと軽量戸崎Jのダノンリバティ。垂れるエイシンモアオバーを交わしたモンドクラッセとその2頭のレースになって、ローマンレジェンドの出番がないんじゃ〜」
「シャラップ!君にわざわざ講釈垂れられなくても、そんな事あ〜承知の助よ。今、NOVAやってんだ 怒」

「?????」
「考え中って事よ。だけんじょ!仮にも康誠だぜ屋根が。この前対談したダバート君も云ってたが、こと競馬に関しては見かけによらず小じっかりしてるらしい。位置取りを考えるだろう」
「僕はオススメしませんね」
「うるせえ〜!うるせえ奴らのラムちゃんよ。こんだけ複勝に賭ける!」
「え!それいくらあるんですか?」
「一束10万よ!と行きたいところだが、やっぱ不安なんで半分の5万で勘弁すっか」
「……………..」

マークシートを塗って、ローマンレジェンドの複勝5万を購入したマスター。
「しかし、マスター勇気がありますね」
「何で?」
「この土日で岩田J一回も勝ってません。明らかにスランプです」
「え!聞いてないょ。マジかそれ?」
「リアルマジカルです」
ダチョウ倶楽部のギャグをかましながも、完全にフェイスが引き攣っているマスター。

自分のアイホンでJRAサイトの騎手成績を見て青ざめた。
マジカルゼロ勝だΣ(゚д゚lll)
「この野郎!そんな大切な話しは馬券買う前に云えってんだ。何か俺に恨みでもあんのか。え〜?」
「当然知ってると思ってました。気が回らなくてすいません」
半分不貞腐れたそぶりで謝る競馬友達K君の横で、○原さんが両手を広げてOH!NOのポーズ。
マスター大ピンチだ(≧∇≦)

本日もお付き合いありがとうございました。
明日は「康誠!無理すんな!」マスターの絶叫が木霊します。
宜しくお願い申し上げます。