北新地競馬交友録

検証

ニャンとも奇怪な事態が起こった。
新型コロナウイルスに関して、みどりの狸が会見で『5類』を支持。
やっと少しはまともになったかなと思ったら、返す刀で『マンボウ』を国に要請したのだからわけワカメなんてもんじゃない。
5類を支持すると云う事は、新型コロナウイルスは、季節性インフルエンザと同等の感染症であると認めた事である。
インフルエンザで、人の流れを抑えるなんて事は、我がJAPANの民が褌一丁で走りまくっていた頃から一度もない。

つらつら考えるに、みどりの狸は最近5類への変更の主張が増えて来たので、「わたくしちゃんと判っておりますのよアウフヘーベン。でも、マンボウを出して欲しいと云う声も無視出来ないので、エネルギー充填120%マンボウ砲発射!。」てなところであろう。
この新型コロナウイルス騒動を政治利用して、もう一花咲かせようとの魂胆。
何処ぞの頑固オヤジみたいに、頑なに2類から5類への変更を拒絶するキッシーも同じ穴のルームメイトで、支持率を上げるためなら何でもアリなのだ。

どうしてこう云ういい加減な輩が跳梁跋扈しているかと云えば、分科会に代表される専門家と云われる人間が、キチンとした検証を避け続けて来た事にある。
もう5回も波に攫われているのに、科学的検証をやる気がまるでない。
例えば、飲食店への規制。
時短でどれほどの効果があったのか?
8時、9時での閉店すると11時、12時の閉店に比べて感染拡大がどれだけ抑えられたのか。
もし、数字でしっかり示されているのに、飲食店がブーたれるなら、それは飲食店側の間違いである。

2年も経つのに、何も検証されず、陽性者数のみで大騒ぎ。
また、それを支持する、新型コロナウイルス禍で自分だけは被害を受けないと思っている、能天気な国民が少なくないのだから打つ手がない。
製薬会社から資金提供を受けて、ワイドショーで危機を煽りままくっている大学教授や、専門家と称される医師達。
ちいとはマジに、学問をやれってんだ!

「マスターさん、おはようございます。今にも雨が降り出しそうなお天気ですね。寒さが身にこたえます。」は、熊本天草出身○原さん。
「だな〜、俺も年喰っちまってヨレヨレだ。身体は云う事効かねし、馬券は当たらねえし、もう息するのが嫌になっちまった。」
「馬券は関係ないですけどね。」
「相変わらず口を開けば、どれだけタワケか判る。人間の運てやつは決まってんだョ。長生きしてるだけで、運をチマチマ消費してんだ。運の神様も馬券まで手が回らねえって〜の。それにしても豊もだらしねえな。『日経新春杯』2番人気のフライライクバードが15着だってんだから。その内に被害者の会でも結成されるんじゃねえの。」
朝からお約束のボヤキ節が始まりそうな気配である。

「不思議ですよね。マスターさんが買うと、ルメールJや武豊Jが行方不明になってしまうんですから。」
「ああ、去年一年間の購入馬券を改めて確認してみたが、圧倒的に1番人気を馬券の軸にしている。屋根ではルメ公、豊、ジェントル幸、たまに将雅。結局、薬局、郵便局でこんな馬券の買い方では損ばっかするって事が判った。」
「はあ〜?」
40年以上も馬券を買っているくせに今さらそれか!と、○原さんが溜息を漏らす神戸午前8時過ぎ。

「発表!中山9R『若竹賞』で、明から乗り替わり、拓弥のデインティハートを狙い撃ち。ダート専用騎手なんて揶揄する向きもあるが、土曜日のメインも鮮やかに勝っている。ルメ公のイルチルコや、武史のシンティレーションが人気を吸ってくれての4番人気。初戦はイモを引いたが2戦目で一変。今週の稽古がまた痺れるぐれぇの猛リハだ。単勝を2万、元取りで複勝に3万でいてこます。な〜に、これぐれぇの人気を買い続けたら2回に一回の当たりでもお帳面さ〜ね。」と結論付けた。

何の検証もせずに、新型コロナウイルス騒動を金儲けや、支持率アップの材料にする輩には、いずれ天罰が下るだろうが、謙虚に己の愚かさを認めたマスターには、競馬の神様がニコリと微笑んで欲しい。
ケッパレ!大野J!