北新地競馬交友録

チューリップを巡るお話し

『チューリップ』from 童謡

さいた さいた
チューリップのはなが
ならんだ ならんだ
あか しろ きいろ
どのはな みても
きれいだな

春の訪れと共に、プリティな花びらを開くのがチューリップ。
その可憐見目は格別だが、人を狂わせた過去がある。
時は遡る事400年近く前、オランダでチューリップの価格が暴騰。
今で言う「バブル」である。

1630年代に入り、チューリップの球根の価格がゆるやかに上昇。

人々が投機的な動機でチューリップを買い漁るようになった結果、やがて球根の価格上昇は止まらなくなった。



このチューリップの高騰は、は1636年から1637年の冬にピークを迎えたが、1637年2月、チューリップ球根の価格が急落。
昨日までの熱気が嘘のように誰も買い手が現れなくなった。
チューリップバブルの崩壊である。
そんなチューリップの中でも、最高位の評価を受けたのが、『Admirael van der Eijck』
球根一つの価格が、現在の通貨に換算すると3000万円?4000万円だと云うのだから、ただただ驚くしかない。
スケッチ画で見る『Admirael van der Eijck』、日本語に訳すと『フォン・デル・アイク提督』。
気品漂う至高のチューリップなのであった。


「マスターさん、おはようございます。相変わらずテレビは新型コロナウイルスの事ばかり。今週もウインズ閉鎖です。うんざりますね。」
は、熊本天草出身○原さん。
「ああ、あったら風邪やインフルエンザに毛が生えたぐれぇのウイルスに大騒ぎし過ぎだ。このままじゃ?我がJAPANも沈没!沈没!破裂!になっちまうのにョ。マスコミの金儲けに踊らされ過ぎだっちゅ?の。」とひとくさり。

「今日もK君に即パットで買って貰いますか?」

「そうよな?、自分で申し込むのは簡単だが、いいわ、いいわ、で買ってたら、新型コロナウイルスにやれる前に、自らお釈迦になっちまう。今日は『チューリップ賞』でいいだろう。テン良し、中良し、終い良し。レシステンシアで軸不動。相手デムーロのクラヴァシュドール、裕信のマルターズディオーサの2頭。久ぶりに3連複フォーメーションでも買うか。一列目にレシステンシア、二列目にクラヴァシュドールとマルターズティオーサ、三列目にプラス5.6.7.10.14の7頭でどうだ。1ー4ー7、1ー4ー13は安いから一目1万。残りの9点は各3千でいてこまそう。」と結論付けた。

オランダのチューリップバブルの立役者『Admirael van der Eijck』も顔負けのレシステンシア。
スッキリ勝って!いざ『桜花賞』でも競馬は何があるか判らないでの3連複購入のマスターだが……..さて。